はじめに
みなさんは佐々木友次さんという方をご存じだろうか。
「不死身の特攻兵」という書籍の原作となった人物です。
文庫版と漫画版が発売されるなど幅広く紹介されています。
彼は9回にも及ぶ特攻命令があったにも関わらず9回生還した人物として広く知れ渡っています。
そんな彼は92歳でこの世を去りました。
彼のお墓は北海道の石狩当別町にあるらしいです。
ということでお墓参りに行きたいと思い行ってみることにしました。
佐々木友次さんに対する私の見解はコチラで紹介していますので合わせて読んで頂けると幸いです。
お墓の明確な場所がわからない
北海道に行く前にお墓の明確な場所の特定が必要でした。
なぜなら佐々木友次さんのお墓参りがしたいと思いましたが、情報は「石狩当別のお墓」しかなかったからです。
そこでネットで調べたところ「人生旅あり味あり」を運営されている方が訪問したことがあるとの情報をキャッチしました。
コチラのブログには「茂平沢の町営墓地」と記載されていました。
この時点で大体の場所は特定できていましたが、本当にここで会っているのだろうかという確信が持てませんでした。
茂平沢の町営墓地の運営に問い合わせ
そこで私は茂平沢の町営墓地を運営されている団体へ問い合わせをしました。
茂平沢の公営墓地に佐々木友次さんのお墓はありますか
あなたは佐々木友次さんの親族に当たる方でしょうか
いいえ違います。
佐々木友次さんを原作にした書籍の読者です。
お墓参りがしたいと思い問い合わせをしました。
親族のご意向によりお答えできません
教えてもらえませんでした。
「人生旅あり味あり」ブログ運営者へ問い合わせ
そこで「人生旅あり味あり」ブログ運営者に問い合わせをしました。
管理人様
突然失礼します。はっふるぱふ寮長と申します。
不死身の特攻兵佐々木友次さんのお墓参りがしたいと思いお墓の場所を調べていたら当ブログに行きつきました。
管理人様は2018年に佐々木友次さんのお墓に向かわれたと記載していましたが、詳細な場所など覚えていれば教えていただけないでしょうか。
もし掲示板でやり取りが難しい場合はSNSやメール等でも構いません。
当別町の大体の場所は確認しておりますが本当にそこであっているかが不安なのです。
お墓の管理会社に「佐々木友次さんのお墓はありますか」と問い合わせても「親族のご意向によりお答えできません」とご返事頂きました。
最悪、管理人様と同様お墓の場所を知っているタクシーを捕まえて向かう予定です。
はっふるぱふ寮長様
人生旅あり味あり管理人です。
書き込みありがとうございます。
佐々木友次さんのお墓ですが茂平沢町営墓地にありました。
墓地はそんなに広くないので当ホームページの写真を参考にすれば、すぐにわかると思います。
札幌駅からJR学園都市線の北海道医療大行き列車に乗車すること40分で石狩当別駅に到着します。
ここが茂平沢町営墓地の最寄駅ですが、ここから墓地への公共交通はありませんので(もちろん歩ける距離ではありませんので)タクシーで行ってください。
駅から墓地まで行ってもらい、墓地で待っていてもらって、また駅へ帰って4,000円強だったと記憶しています。
当別町は豪雪地帯とのことですので、お気をつけて行ってらしてください。
とても丁寧なご返事を頂きました。
返事をいただいてもなお、私の想定の場所と合致するのか確信が持てませんでした。
「不死身の特攻兵」の作者へ問い合わせ
こうなったら作者である鴻上尚史に直接問い合わせをしようと思いました。
調べるとサードステージというホームページから問い合わせが出来そうだったので問い合わせを行いました。
すると、鴻上尚史氏より直接ご連絡をいただけました。
鴻上尚史氏の回答は明確であり、地図上の位置の画像まで提示して頂けました。
これにより私の想定の場所が確信へ変わることが出来ました。
佐々木友次さんのお墓の場所は以下で間違いなさそうです。
茂平沢の公営墓地へ向かう
雪が積もる2月に石狩当別の茂平沢の公営墓地へ向かいました。
まずは札幌駅から石狩当別駅まで電車で向かいました。
石狩当別駅に到着して、東口へ出ました。
利用客は少なく、駅前は閑散としていました。
駅前からはタクシーで移動です。
タクシー会社に電話をして送迎をお願いしました。
行き先を伝えて駅前から約20分ほど走ると目的地付近にたどり着きました。
しかし目的地の道を見ると何やら行き止まりになっているではありませんか。
扉には「関係者以外立ち入り禁止」の張り紙がされていました。
落胆しました。
すぐそこにお墓があるのにこれ以上は入れないとのことです。
一瞬乗り越えて入ろうかなと思いましたが、以下の穴を見て「無理はやめよう」と考えました。
見た目は普通の穴ですが覗くと2mぐらいの深さがありました。
もしこのような穴に落ちたら戻ってこれなさそうだったのでここで諦めました。
目の前にお墓があるのに残念ですが次回へ持ち越しと決めました。
茂平沢の公営墓地の周りは家が一軒もなく自然がむき出しの場所です。
夏に訪れたら緑がシャンシャンとしていることでしょう。
その後は駅前に戻って、電車で帰宅しました。
今後、佐々木友次さんのお墓参りに行く方へ向けて
ここからは今後、もし佐々木友次さんのお墓参りに行こうとしている方に向けて記載します。
もし行くなら雪が完全に解けている4月~11月に行くことをおススメします。
行き方をまとめます。
今回かかった費用を紹介します。
まとめ
今回は残念ながら佐々木友次さんのお墓参りが出来ませんでした。
次回雪が解けた時に再度訪れたいと思います。
本来であればこのような風景があるようです。
今回お墓参りに向かった佐々木友次さんを原作にしている書籍はコチラです。
文庫版より漫画版の方が読みやすく、理解しやすいかなと思います。
今回はここまで
それではまた次回!
winter always turns to spring.
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