皆さんこんにちは、このブログのライターの河本と申します。
10月の記事にて、ヨシタケシンスケ先生の「にげて さがして」を紹介しました。
今日はもう一冊、ヨシタケ先生の本を紹介したいと思います。
「ころべばいいのに」という絵本です。
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結論
キライな人、苦手な人はいたって良いのです。
大切なことはその嫌な気持ちとどうやって付き合っていくかです。
キライ、苦手という気持ちを否定しない
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突然ですが、皆さんはキライな人、苦手だなと思う人はいますか?
私ももちろんいます。
人間ですから、「この人と、どうにもこうにもあわないな」とか
「なんでこんなことしてくるんだろう」と相手に対して負の感情を持つことはあると思います。
この絵本の面白い所は、そんな負の感情を持ってはいけないとかではなくて、
その負の感情はどこからやってきて、この感情をどうやって自分でコントロールして、
人生を面白おかしい物にしていくかというのが肝なんです。
絵本のあらすじ
![](https://hufflepuffdm.com/wp-content/uploads/2023/05/163811579_o3.jpg)
絵本の冒頭、主人公の小学生の女の子はまず感情のままに、
苦手な人を頭の中でやっつけていきます。
例えば、その人の事を小さくして、手でバーンと潰して見たり、お腹冷やしロボットを使って、
その人のお腹を壊してみたりします(ここの時点でもう面白いです。)
そのうち、嫌な気持ちはどこから来るのだろうと考えはじめます。
そして、嫌な事をやって来る人の後ろには、
負の感情をコントロールしている悪いやつが居るんだという発想にたどり着きます。
では、その悪いやつをどうやって退治しようか、いろいろ考える内容になっています。
発想が面白いですよね(笑)
嫌な気持ちを使って面白いことを考える
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私がこの絵本の中で一番好きな言葉は、
アイツをよろこばせるのはくやしいから、わたしはイヤなことがあっても
おもいどおりにいかなくても 「なんとかなるんじゃない」なんていいながら
じぶんのすきなことをさがしてやるんだ
絵本「ころべばいいのに」より
この言葉を見つけたとき、
キライ、苦手という負の感情を、面白い物をさがすパワーにするなんて、
なんて面白い視点を持っているんだろうと感動し、心が躍りました。
本当にこの世の中は、見方、捉え方次第で、楽しくもなるし、
つまらないものにもなるんだなとつくづく思います。
でも、どうせ生きるなら、楽しく愉快に生きたいです。
私はこの絵本を読んでから、考え方に柔軟性が生まれました。
例えば、今後襲いかかる悪いことは全て、
私が80歳になったときに漫談にして、みんなを爆笑させてやるんだと考えています。
そうすると未来は明るく感じます。
知識は人生を豊かにする武器です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヨシタケ先生の絵本はネガティブな事にフォーカスを当てながらも、
その出来事を受け止め、どうやって向き合っていくか、
発想を柔軟にして、ポジティブ思考に変えていくのが
私はすごく魅力的だなと思います。
ころべばいいのには、子どもはもちろん、大人の方に読んでいただきたい絵本です。
ぜひ興味を持った方は、購入して読んでみてください。
あなたの人生がより明るい物になることは約束されています。
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