独立するに至った経緯 ~その1~

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はっふるぱふ寮長の人生

いつかは会社員から独立したい

いつかは自分で起業したい

そんな夢を目指している方の後押しになればと思い、私の独立に至るまでの経緯を残しておきます。

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はじめに

私は関東に住む28歳(2021年9月時点)男性です。

現在は個人事業主と法人を持ちながら生計を立てています。

私は2015年に会社に入社(社畜)となり2021年3月に会社を辞めました。

会社に6年間お世話になりました。

今、会社を辞めて早5ヵ月が経過しています。

そして2024年にセミリタイアを達成する計画になっています。

詳しくは以下を参照してください。

なぜ現在このような仕事のスタイルになっているのかを振り返っていこうと思います。

皆さんは、自分に残された残りの時間を考えたことはありますか。

そして、人生の賞味時間を考えたことはありますか。

就職活動中の私(2014年)

就職活動を始めた私は当初、製薬業界に進む予定でした。

その中でもMRを希望していました。

理由は稼げるからです。

会社員ながら平均年収は1000万円を超えてきます。

管理職であれは1200万円はくだらないでしょう。

理由は薬は原価が低く、高単価な商品だから利益率がいいのです。

しかしMRとして就職活動を進めていく中でなかなか先行が進みませんでした。

そこでもう一度立ち止まって、もう一度就職業界について考えなおしました。

その中でIT業界が候補に出てきました。

IT企業に就職することにした理由はいくつかあります。

理由

①今後の時代の流れに乗ってしまおう

②時間と場所に縛られない選択ができる職業に付こう

③老後も働き先に困らない仕事を選んでおこう

①時代の流れに乗る

時代の波に乗ってしまおうと考えました。

2015年はAIがニュースになるなど今後のトレンドはAIであろうということは簡単に想像がつきました。

であるならば、成長する業界に身を置くことで、今後転職や独立になった時に仕事先の選択肢が広がると考えました。

簡単に言うと食えなくなるリスクが低い業界を選んだのです。

選択肢を広げられる業界に行こうと思ったのです。

②時間と場所にとらわれない

単純に建物の外で働きたくありませんでした。

夏の暑い日、冬の寒い日、雨の日、台風の日など如何なる天候であろうとも外で仕事をしなければならないという仕事スタイルが嫌でした。

汗水を垂らしながら仕事を行うスタイルは昭和であるという考えがありました。

スタイリッシュな働き方を望んでいたのかもしれません。

また対人で仕事をしたくありませんでした。

対人と言えば営業や店舗の店員さんです。

対人なので仕事は遅刻できないし、クレーム対応のすべて行います。

全然スマートな働き方ではないと考えていました。

毎日満員電車に揺られて出勤するということもしたくありませんでした。

なので時間と場所にとらわれない働き方ができる業界はIT業界であると考えました。

③老後の仕事先の確保

就職先を選ぶときに老後の仕事のスタイルを考えていました。

2015年と言えば、将来もらえる年金が少なくなるとというニュースをたびたび見ていたため定年後の仕事のスタイルを考えていました。

定年後は60歳です。

若い時と比べてそんなに体が自由に動かないことは容易に想像できました。

なので外仕事はダメです。

ならば自宅でできる仕事を若いうちから行うことで、定年後も同じ仕事スタイルを確立することが出来るのではないかと考えました。

かつ単価がよいのもは何か。

答えはIT業界でした。

若干22歳の私は「人は一生働き続けなければいけないという呪い」にかかっていたためこのようなことを考えていました。

22歳の時の仕事を選ぶ基準

前述の通り考えた結果、私はIT業界に進むことにしました。

当時の私の仕事を選ぶ基準は以下の通りでした。

仕事を選ぶ基準

自分がやりたい仕事、楽しい仕事ではなく、今後自分の人生に必要になってくる業界を選ぶ

将来どうなるかわからないので、将来の選択肢を増やすことが出来る業界を選ぶ

もし何も考えずやりたい仕事をやっていいよと言われたら、私は水族館の飼育員をやりたかったです。

海の生き物が大好きなのです。

就職活動中に水族館の飼育員になることも考えました。

しかし給与があまりにも低く諦めました。

初任給は手取りで16万円~14万円です。

これでは将来が不安です。

1人なら暮らしていけますが、ここに奥さんや子供を含めると到底暮らしてはいけないことは容易に想像がつきました。

入社前の私(2015年3月)

会社入社前の2015年3月。

私は期待と不安が入り混じっていました。

不安の理由は会社員として本当に働けるのか。

私は学生時代にそこまで毎日のようにバイトをしてきませんでした。

なので社会で働くというイメージがつかなかったのです。

言われたことが出来なったらどうしよう。

期待の理由は一部上場企業に就職できたため、しっかりお金を稼ぐことが出来るのではないかということです。

一部上場のIT企業であればそれなりに稼げるであろう自信があったのです。

また自分より頭がいい人が多くいる環境に身を置くことで自分のスキルを高めようとしていました。

新入社員入社式(2015年4月)

入社当初の写真

2015年4月2日。

意気揚々と入社式に向かいました。

新しい靴とクリーニングに出したばかりのスーツです。

そんな中、電車の中で2チャンネルのとあるスレッドで衝撃的なコメントを見ました。

新しい社畜が出荷してるのを見ながら俺はカフェで優雅な朝を過ごしてるww

就職前はなんとも思っていませんでしたが、さすがに入社式当日は自分のことだと思い少し落胆しました。

確かに社畜の首輪をつけに行ったのは自分からです。

しかしそれしか選択肢がなかったのです。

正確には会社員以外の仕事の仕方を知らなかったのです。

入社式には大勢の新入社員がいました。

私を含めて約320人。

当時の私はこの320人の中から「頭一つ出て絶対に出世してやる」という気持ちにあふれていました。

会社に入って出世することしか頭にありませんでした。

理由はお金を稼ぐためです。

そして平凡な人生ではなく華やかな人生を歩みたいと思っていたからです。

同じ部署の動機と飲み会

生涯賃金を計算する(2015年5月)

新入社員の研修がスタートして1ヵ月たったころ。

会社の社内ホームページを閲覧することが出来るようになりました。

その時に私が真っ先に行ったことは”俺はこの会社で一体いくら稼ぐことが出来るのか計算する”ということでした。

23歳から60歳まで計37年間。

おおよそ何歳ぐらいに昇格してこの役職になって最後は課長で終わるというシナリオでした。

計算してみると世の中でよく言われる平均的な生涯賃金と変わりなかったのです。

これは衝撃でした。

世の中の生涯賃金は平均して2.5億から2億です。

一部上場企業でIT業界に入っても世の中の平均とさほど変わりなかったのです。

今でもショックだったことを覚えています。

私の希望は世の中の2倍ぐらい稼げるイメージでした。

そして年収1000万円が目標でした。

再度計算しなおして昇格するペースを速めてみたり、最後の役職を部長にしてみるなどしました。

もちろん残業代やボーナスや退職金も考慮しました。

しかし私の期待通りの結果になることはありませんでした。

落胆しました。

一部上場企業に就職してもこの程度なのかと。

このまま会社員を続けたとしても、世の中の平均と同じぐらいの給与しかもらえないからです。

つまり生活水準は世の中の人と変わらないのです。

つまり世の中の人と同じような人生を辿ることになるのです。

そんな人生は嫌だと思いました。

しかし当時の私は、ほかにお金を稼ぐ手段が思い浮かばず今は会社員を続けるということしか選択できませんでした。

会社を辞めようかとも思いました。

しかしあれだけ努力してやっと入社できたのに簡単にやめるという勇気は出ませんでした。

そして入社して1ヵ月たったころに落胆と絶望を受けながらもこの会社で会社員を続けることにしたのです。。。。

 

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