あなたはエレベーターに乗りますか?
ここで言っているエレベーターとは会社という名前のエレベーターです。
この会社のエレベーターに乗れば、なにも考えなくても前へ進んでいってくれます。
特に努力をしなくても時の経過とともに前へ進むでしょう。
そしていづれかは会社の目的地に進んでいくでしょう。
こんな会社というエレベーターが日本にはたくさんあるんです。
- 飲食店のエレベーター
- 建築工事のエレベーター
- 航空関係のエレベーター 等々
業種の数だけエレベーターがあるでしょう。
そんなエレベーターにあなたは最後まで乗りたいですか?と私は問いかけているのです。
会社のエレベーターに乗ってしまった方が人生は楽に生きられるでしょう。
あなたが乗ったエレベーターの前方には先に乗った先輩たちやおじさんたちがひしめき合っています。
後方を見ると、あなたの後輩たちが続々とエレベーターに乗っている姿が見えます。
後輩たちはエレベーターの上にいる人を尊敬のまなざしで見ているでしょう。
しかしこのエレベーターに乗ってしまったが最後、なかなか降りられないのです。
降りようにも前方と後方でサンドイッチされて身動きが取れなくなります。
前方へ追い抜きたくても先輩たちがひしめいて隙間がありません。
なので仕方なく現状にとどまるのです。
エレベーターは一定の軌道を進み、その上に乗っていることしかできません。
ゴールは決まっています。
そのエレベーターに乗った人は全員同じゴールにたどり着きます。
- 給与という麻薬
- 会社員は安心安定という過去の幻想
- みんなと同じが安心するという同調行動
本来であれば自由に降りられるはずなのに、多くの方が下りられないように自分で自分に制限を掛けてしてしまっている感じがします。
そして誰かから「降りろ」と言われるまでは自分から降りようとしない。
私はエレベーターから降りました。
自分の意志でおりました。
とても怖かったです。
しかし人生を変えたいという意志の方が恐怖より勝ったのです。
あなたの目の前にいる先輩や上司の姿が未来のあなたの姿なのです。
そして生活水準や、人生で経験できることもおおよそ似てくるでしょう。
果たしてその人生で良いのか?と自分に問いかけたことはありますか。
人生を終えるときに自分の人生これで良かったと心から思えますか。
私は目の前から多くの人が歩いてくる中を、1人逆走している状況がとても好きです。
例えば、電車から多くの人が改札に向かってくる中、私一人だけが電車に乗ろうと逆走している状態みたいな感じです。
自分は少数派なのだと改めて実感できるからです。
多くの方が選択してしまいそうになる選択をしていない自分に気付けるのです。
人は他人に流されやすいです。
だから時々チューニングが狂っていないかを確認しています。
この辺は過去のブログで紹介しています。
「みんな会社員を辞めよう」と言っているわけではありません。
あなたは本来エレベーターから自由に降りられるんだよということに気づいてほしいのです。
気づいたうえでどうするかは自分で考えるしかありません。
一見、社会人とは社会の荒波を泳いでいるように見えます。
しかし私から見ると多くの社会人は雲のようにプカプカと浮かんでいるように見えます。
過去の先輩たちが行ってきた業務を引き継ぎ、自分も同じようにできるようになる。
これって自分の力で泳いでる?という疑問が残ります。
こんなコトをやっているから、「仕事とは何なのか」「お金とは何なのか」「会社とは何のか」が答えられないのです。
雲のようにプカプカ浮かぶ人生は楽です。
しかしプカプカ浮かぶならそれ相応の人生が待っています。
自分の人生の台本(シナリオ)は自分で作りたいと思いませんか。
なんで他人が書いた人生の脚本通りの人生を歩まないとアカンのかと疑問に思いませんか。
他人が引いた人生のレールの上を歩かされるのってなんか癪に障らない?
winter always turns to spring
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