みなさん、こんにちは。
はっふるぱふ寮長です。
今回は「平均値ではなく中央値を見よ」というテーマでお話ししたいと思います。
結論
データは平均値ではなく中央値で見なければいけない。
平均値より中央値を見よ
テレビや雑誌で様々なデータを目にします。
そのようなデータには、「この会社の20代の平均年収はこのくらいだ」「この辺に住んでいると平均の賃金これぐらいだ」などと大抵「平均」という言葉が使われています。
平均給与って言われると、だいたいみんなそのくらいなのかなって思っちゃうな。
平均という言葉にだまされないで!データを見るときに注意しなくちゃいけないことがあるよ!
ここで注意しなければならないことは、データを見るときには「中央値」を見るべきだということです。
平均値と中央値の違い
例えば0歳と100歳の人がいた場合、平均値は50歳になりますが、実際にデータとして50歳の人は存在しません。
つまり平均値というのは実際に存在しない人のデータになってしまう可能性があるということです。
そのため、実際の状況を把握することが難しくなる場合があるのです。
しかし中央値は違います。
中央値とは、数値の真ん中を指し示す値です。
例えば0歳から10歳、そして100歳の11人がいるとします。
中央値は、一番小さい値から真ん中/一番高い数字から真ん中の値のことですので、つまりこの場合の中央値は「5.5歳」になります。
この5.5歳という数字は実際に調査対象となったデータと比べて感覚値があっています。
このようにデータとなった元になった人たちを見比べた時、平均値より中央値のほうがリアルに即しているのではないでしょうか。
中央値でデータをより正確に把握しよう
平均値というのは、あくまでも平均です。
実際に存在しない人たちを表してしまうことがあります。
例えば、会社のほとんどの人は給与が低いのに一人だけスバ抜けて給与が高い人がいる場合も、平均的に見ると給与が持ち上げられてしまうようなケースがあります。
テレビニュースや新聞の情報データをしっかり把握・理解したいのであれば平均値ではなく、中央値を見るように心がけましょう。
それでは今日はここまでにします。
また次回お会いしましょう。
winter always turns to spring.
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