みなさん、こんにちは。
はっふるぱふ寮長です。
今回は「コロナ保険」の販売中止(第一生命)の記事に関してお話ししたいと思います。
結論
保険にはギャンブルに近い性質がある。多くの方は保険はいらない、必要ないと考える。
解説
先日、このような記事がありました。
記事のタイトルは「コロナ保険の販売中止(第一生命)」というものです。
内容は「第一生命保険の子会社が、4月に発売した新型コロナウイルス感染対応の個人向け医療保険の販売を休止した。理由は想定を超える感染急拡大により現行の保険料率では商品の維持が難しくなったため」というものでした。
保険に加入してくれた人はいたけれど、予想以上に新型コロナウイルスに罹患した人が増えて、保険適用となった方が予想よりも多かったようです。
確かその保険は、新型コロナウィルスに罹患すると10万円の給付金が受け取れます。
そうやって10万円を受け取る人が非常に多くなってしまったことで収支のバランスがとれなくなり、最終的に販売中止になったということです。
この記事から私がみなさんに何が言いたいのかというと、みなさんに「保険の性質」というものを改めてよく知ってもらいたいということなのです。
保険というものは、あくまでも「みんなで助け合おうよ」というものです。
今回の場合は、その保険の性質がうまく生かせなかったためにこのような結果になってしまったのだと思われます。
保険のカラクリ
保険のカラクリについて説明します。
例えば100人いて、その中の一人が新型コロナウィルスに感染してしまったとします。
その1人を100人で支えようよ、という仕組みが「保険」ですよね。
でも、今回のように100人中20人が新型コロナウィルスに罹患し、保険金を受け取りますとなった場合、保険のシステム上維持そのものができなくなります。
収支が合わなくなってくるわけですよね。
だから、今回は販売休止になりました。
多くの人は保険適用にならない
では、ここでみなさんに考えて欲しいのが、保険の必要性です。
医療保険やがん保険や学資保険、変額保険、養老保険、給料が受け取れなくなった時の保険、あとはペット保険などなど、今現在はありとあらゆる保険が存在しますよね。
それが保険が販売中止にならないのはなぜなのでしょうか。
これは簡単なことです。
多くの人が「保険適用にはならない」からです。
ほとんどの方は事故や怪我など、そのような「保険適用事案」になるようなことにはならずに生活しています。
ですから、これらの保険商品は維持が可能なのです。
もし加入者のほとんどが怪我や大病をしたら保険は破綻しちゃいます!
そうなった場合、「あれ? だったら私は保険に入る意味ってあるんだろうか?」という疑問も湧くと思います。
そのことについて、みなさんにもぜひ見直しを考えていただきたいと思います。
保険が本当に必要かどうかを見極める
私は、ほとんどの場合において、保険はいらないと思っています。
例えば医療保険の場合、私の手元に現金が50万円から100万円あったら、その額を保険にかけずに医療費のために貯金します。
一般的には約7割ぐらいの人が50万円~100万円の治療費で足りるのではないかと言われています。
もしがんになった場合にも、もちろん個人差はありますが、だいたい100万円から200万円ぐらいあればいいと言われています。
多くのがん治療はそれぐらいの金額でまかなうことができるようです。
それでは「その金額って保険でまかなえるんだっけ?それとも貯金で備えた方がいいんだっけ?」と考えた時、私は「貯金でいいのではないか」と思います。
それはなぜか。
がんや大怪我、またその他の大きな病気になるという確率は、やはり低いのではないかと思っているからです。
低い確率の方に重きを置いて毎月保険料払うのであれば、その金額を貯金します。
貯金で何かの有事に備えます。
そして自分が元気になるためにお金を使います。
その方がコスパがいいのではないかと思うからです。
まとめ
私のように、みなさんにも今現在入っている保険を一度見直してみてもらいたいと思います。
本当に自分に必要なのだろうか?となった時、ほとんどの場合はいらないと私は思います。
今はネット広告やメディア、ドラマなどで不安を煽られている部分もあるかもしれませんね。
CMみたいに大変なことになったらどうしよう…
医療ドラマみたいな病気になったら怖いから保険に入ろうかな…
自分の考えがメディアにコントロールされている可能性もあるよ!
よく考えよう!
でも、実際に病気や怪我をしてしまう時が来るかもしれません。
その時のためにも、冷静になって考える必要があります。
「大体みんないくらぐらいあったら解決してるんだろうか?その金額って貯金できないんだろうか?」「貯金できるんだったら保険に入る必要はあるんだっけ」と、自分で考えて、人生を進んでいってもらいたいと思います。
しかしいきなり保険を解約することはなかなか足が重いです。
そんな時はまずは自分が入っている保険の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
では、今回はここまでにしたい思います。
また次回お会いしましょう。
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