現役SE（システムエンジニア）がオススメする国家資格5選

今回はSEであるわたしが、これからSEになろうとしているひとや、現在SEとして働きはじめて1～3年目のひとに向けてオススメの国家資格を紹介したいと思います。

まずSEとして働くうえで特別な資格を取得するひつようはありませんが、資格取得のための勉強はしごとをするうえで大切な知識になります。

また国家資格を取得していれば、スキルをもっていると判断され今後のしごとにも影響してくるでしょう。

なのでSEになりたてのひとに参考にしてもらいたいと思います。

それでははじめます。

結論

1. 基本情報技術者試験（FE）
2. 応用情報技術者試験（AP)
3. プロジェクトマネージャ試験（PM）
4. ITサービスマネージャ試験（SM）
5. システム監査技術者試験（AU)

基本情報技術者試験（FE)

1つ目は、基本情報技術者試験（FE)の取得をおススメします。

基本情報技術者試験はSEとして基本的な情報をまとめた国家資格です。

また登竜門のような位置づけになっているので、まずはこの資格の取得のために勉強しつつ、しごとをすることになると思います。

基本情報技術者試験を取得する理由は、システムの開発現場で使われる言葉や、知っていてあたりまえの考えかたが多く含まれている国家資格だからです。

日本では日本語で話すように、開発現場でも使われる言葉があります。

SEのしごとを続けていくのであれば取得するべき資格です。

応用情報技術者試験（AP)

2つ目は、応用情報技術者試験（AP)です。

応用情報技術者試験は名前のとおり応用的な知識と技能を身につけることができるので、基本情報技術者試験を取得しているSEがレベルアップするための国家資格でもあります。

応用情報技術者試験を取得することは、じぶんの力でシステムの立案や開発するといった力が身に付きます。

またクライアントからヒアリングしたり、プログラマーとの話し合いなどといったコミュニケーション能力も必要になります。

SEとして働きはじめて1～2年ほど実務経験をしてから取得するひとも少なくないです。

なので基本情報技術者試験を取得した後、つぎの目標にオススメできる国家資格となっています。

プロジェクトマネージャ試験（PM）

3つ目は、プロジェクトマネージャ試験（PM）になります。

プロジェクトマネージャ試験は、SEとして経験を積みプロジェクトのマネジメントをしごとにしたいひとにオススメです。

プロジェクトマネージャ試験は、システム開発において全体計画の立案だけでなく、予算やスケジュール調整、プロジェクトにおける人員の確保や品質管理などを行うスキルの証明になります。

まさにプロジェクト全体のマネジメントをする国家資格です。

プロジェクト全体のリーダーとして存在するので、すべてのことに責任を負いますが、その分成功したときの達成感は人並み以上になります。

ITサービスマネージャ試験（SM)

4つ目は、ITサービスマネージャ試験（SM)です。

さきほどのプロジェクトマネージャ試験がシステム開発のマネジメントだとすると、ITサービスマネージャ試験は運用保守のマネジメントとなります。

ITサービスマネージャ試験を取得することで、クライアントのITサービスを安全に提供することができる知識や技術があると認められます。

システムは開発して終わりではありません。

継続して運用し、保守しなければ品質を保つことはむずかしいです。

なのでシステム開発において、不具合やトラブルに責任をもつ立場として重要になります。

システム監査技術者試験（AU）

5つ目は、システム監査技術者試験（AU)になります。

システム監査技術試験は、第3者として独立した視点や客観性を求められます。

しごと内容として、システムにまつわる組織のリスクを分析し、妥当な対応ができているのか点検・評価します。

またリスクに対してどのように組織が対処しているのか、専門的な立場から説明責任を果たす役割でもあります。

システム監査技術者試験は監査するという役割なので、幅広く深い知識が必要です。

まとめ

今回、SEにオススメの国家資格を5つ紹介しました。

少なくとも基本情報技術者試験（FE)と、応用情報技術者試験（AP)は取得しておいたほうがいいです。

SEになりたてのひとや、これからもSEを続けていこうと考えているのならばオススメの国家資格となっています。

そのあとは、じぶんの適正に合う資格を取得したり、スキルアップのために取得しましょう。

国家資格ばかりなので難易度はどれも高めですが、それだけ取得したときのメリットは大きいです。

システムエンジニアになってサイドFIREを目指す方法も紹介していますので参考にしてみてください。